「2011年を振り返る」
今年を振り返ってみると、3月11日に東日本大震災が起きて、その後福島第一原発の事故があったことは言うまでもありませんが、台風12号、15号による自然災害もあり、極めて多事多難な年でありました。本格的な復興に向けた課題を解決して、一日も早く元の生活を取り戻せるように引き続き全力を挙げて取り組んでいかなければなりません。
また世界に目を向けますと、いわゆるジャスミン革命に始まったアラブの春。それから欧州の危機による世界経済の混乱。その混乱による円高。変革と混乱が相次いだ一年でもありました。
こういうことを踏まえると来年こそは政治がその力量を発揮して国民生活の安定、ひいては世界の安定ということに努力をしなければならない。そして政治の信頼を取り戻していかなければならない年だと考えています。
そのような中で民主党政権の震災への対応、あるいは外交安全保障の稚拙な対応ぶりを見ていますと、自分の国や自分の故郷に対する愛情、責任感が余りにも希薄で、国難に対応していく意欲も気力も能力も十分持ち合わせていないという思いを強くします。来年は先ほど述べたように政治に信頼を取り戻す。それから、我が国の主権と国益を守る。そのための政治決戦の年であると考えています。もう一回政治の信頼を作り直すとともに、私どもも国民の御信頼をいただいて、希望に満ちた政治を作っていくために不退転の決意を持って全力を挙げて戦い抜いていく。この覚悟を年末に向かって新たにしているところです。
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